Asia Arowana |
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アロワナ飼育のトラブル集です。いろんな事があります。(^^;
以下の記述は経験に基づくものです。1998年以降の事例は、体長60cmの成魚で、体力は十分どころか十二分にあり、しかも飼い主に似て大食い大王という、丈夫な個体の例ですから、参考にされる方は、その点を考慮してお読み下さい。
紅龍ハナのトラブル集 イカリ虫 白点病 グリーンウォーター 尾鰭をかじる ウロコが浮き上がる 怪我いろいろ |
ハナ以外のアロワナトラブル集 キスゴム飲み込み事故 エラめくれ 目タレ 飛び出し事故その1 飛び出し事故その2 |
キスゴム飲み込み事故(シルバーアロワナ) ※詳細は「シルバーアロワナのページ」を参照 | |
原因:キスゴムを飲み込んだ | 対策:なし。吐き出すのを待つのみ。 |
[状態] 電子水温計のセンサー部を固定していたキスゴムを、自分ではずして飲み込んだ。餌を食べる事ができなくなった。 [対策] 何もできない。自分で吐き出すのを待つのみ。 [考察] 助かった事例では、たいてい1週間以内に自分で吐き出したらしい。吐き出すまでは餌を与えない方が良いようである。とにかく水槽内に余計なものを入れない事。 うちの場合では、ちゃんとガラス面に吸着していたのに自分ではずしてしまった。まさか、と思うような事をやってくれる。要注意。 |
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エラめくれ(シルバーアロワナ) ※詳細は「シルバーアロワナのページ」を参照 | |
原因:水質の悪化・水槽が狭いためのストレス | 対策:水質改善・大型水槽への移動 |
[状態] まず片方のエラが不自然な浮き上がり方をし、やがてめくれた。もう片方のエラも同様。 [対策] 水質改善。水槽が狭いためのストレスも原因となるが、この事例では水質悪化が主な原因だった。 [経過] 3週間で完治。すぐに対策を講じたので、手術せずに治った。その後、一回り大きな水槽に移したため、再発はなし。 [考察] 飼育環境が悪いために起こるトラブル。飼い主は反省をしなければならない(自戒)。めくれたエラが硬くなってしまったら、手術以外に手はない。麻酔をかけ、めくれた部分に数カ所切れ目を入れるか、ひどい場合は切り取ってしまう。この手術を行った人はかなり多いようだ。ただし、原因となるものを改善しなければ、根本的解決とはならない。 |
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目タレ(シルバーアロワナ) | |
原因:不明 | 対策:?? |
[状態] まず片方の目が下方を向いてしまった。1年ほど後、もう1方の目も。 [対策] 原因が分からないので、なし。アロワナの中でもシルバーは特に目タレになりやすい。 [考察] 飼育環境が原因だと思われるが、諸説がある。とにかく、アロワナが下方ばかりを気にしないように注意する、底面が反射しないようにツヤ消しにする、など気をつける事。手術による治療もあるそうだが、これは一般飼育者には難しそうである。しかも、エラめくれ同様、再発のおそれもある。目タレそのものが命に関わるわけではない。鑑賞価値は損なわれるけれども。 |
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飛び出し事故その1(兄のブラックアロワナ) | |
原因:不明(ジャンプはアロワナの習性) | 対策:水槽に戻し、様子を見るのみ。 |
[状態] 帰宅すると、床にアロワナが寝ている! 水槽から2mほど離れた地点、しかも近くの机にウロコがついている。机の角にぶつかってから床に落下したらしい。飛び出して何分経過していたかは不明。そこら中にウロコが飛び散っている。 [対策] 水槽に戻し、様子を見る。(水槽に戻す前に正確な体長を測ろうかと一瞬思ったらしい、おバカな飼い主である。さすが管理人の兄・・・) [経過] 水槽に戻すと、15秒か20秒横になって浮いていたが、泳ぎだした。しかし、しっぽの方が相当上に上がって斜めになって泳いでいる。鰭はボロボロ、傷だらけ、特に外で床を叩いたのか、しっぽの先の方はウロコが全部とんで血まみれ! 2〜3日は、泳ぎ方が通常ではなかった。1週間後、ようやく落ち着いた様子。 [考察] ジャンプはアロワナの習性である。蓋をきちんとして重しをする、驚かさないなど、普段の対策が肝心。もちろん分かっているので、そうしているのだけど、思いもよらないパワーを発揮して飛び出す! この例でも、上部の蓋と、その上の蛍光灯を跳ね上げての大ジャンプだった。 |
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飛び出し事故その2(知人のシルバーアロワナ) | |
原因:不明(ジャンプはアロワナの習性) | 対策:水槽に戻し、様子を見るのみ。 |
[状況] 150cm水槽を新しく設置、移動時の事故。水合わせをしようと袋ごと水槽に入れた直後の飛び出し。高さ1.5mからの落下。外傷なし。 [対策] すぐに元の袋に戻し、慎重に水合わせ。水槽内に出すと、落ち着いて泳いでいる様子。 [経過] 翌朝(7時間ほど後)、アロワナが「立っている」! しっぽが底面について、立って揺られている状態。えらは動いている。同夜、死亡。 [考察] 外傷はほとんどなかったし、飛び出してすぐに水槽に戻したので、事例1よりも条件は良かったはず。にもかかわらず死亡してしまった原因として考えられるのは、落下時に背骨を骨折したというもの。これは、運が悪いとしか言いようがない・・・。 ※背骨の骨折について この飛び出し事故について考えているうち、いきつけの熱帯魚店で聞いた話による。 水族館でマグロなどが水槽に激突して死ぬことがある。外傷もなく、疾病の兆候もなかった個体である。原因を究明するため解剖してみると、背骨を骨折していたと判明。こういった事例は多いそうである。またこの熱帯魚店でも何度か飛び出し事故でアロワナを死なせているが、やはり背骨を骨折していたそうである。 |
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