(徳島県西祖谷山村下名)
絶壁の高さ400m、幅4000m。東洋一といわれる断崖である。新緑の季節、紅葉の季節と、季節ごとに美しい顔を見せてくれるが、特に紅葉期の美しさは圧巻で、錦繍の大壁画といわれている。 毎年11月中旬頃が紅葉の見頃となる。 2000年11月19日撮影。晴れ。 |
目前の断崖いっぱいに紅葉が見られる。 人の手が入らない自然の美しさ。 これが数kmにわたって続く。絶景かな。 |
紅葉のアップです。このくらいの色が綺麗で好きなんです。もちろん、もっと見事に「真っ赤」な葉もたくさんありました。 |
紅葉が夕日に映えてとても美しい。 「紅葉の錦」とは、よく言ったものである。まさに豪華絢爛。 |
断崖絶壁のはるか下には渓流が流れている。人の手の入らない山奥から流れている川は、清く美しい。
竜ヶ岳入り口付近から見下ろしたところ。 (下方を右から左へ流れている。) |
ふもとを流れる清流。 |
山肌から湧き出る清水。美味しいと評判の名水である。 竜ヶ岳を通る道路脇に清水が湧いている。ポリタンクを持って汲みに来る人が多いため、このような水汲み場ができている。道が狭いため、汲んだらすぐに移動しなければならない。 |
車で行きましょう。徳島自動車道・井川池田ICより国道32号線を南下、祖谷口より祖谷方面へ入り、出合から県道149号線へ。表示は出ていますので、迷わず行けます。井川池田ICより約25km。かの有名な祖谷渓はすぐ近くなので、あわせて訪れてみてはいかがでしょう。
かなり細い曲がりくねった山道なので、運転に自信のない方は、紅葉期の休日は避けた方がよいかもしれません。駐車場も何もないので、かなり混雑します。対向車をかわすために延々とバックすることも・・・。
地元の方に伺ったところ、これほどの紅葉の名所でありながら、意外と知られていなくて穴場だったのですが、あちこちで紹介されたため、最近では県外からも大勢の観光客が訪れるようになったそうです。ここは、人の手が入っていないのが魅力なので、荒らされないといいのですが・・・。
紅葉を堪能し、名水を手に入れたら、お帰りには「祖谷そば」を食べましょう。見た目ごつごつとした感じのする、太くて短い、素朴な味わいのお蕎麦です。祖谷周辺のお店では、たいてい手打ちで食べさせてくれます。
注:竜ヶ岳付近にはお店はおろか自動販売機もありません。駐車場もトイレも一切なし。ただ風景を愛でるのみ。そこが良いんです。ゴミを捨てないで下さいね!
(2000年11月19日撮影、記述。)
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