骨折顛末記

 

ボンバー娘、フクが骨折してしまいました! 悲しくも可笑しい、骨折顛末養生記です。

ワニィと遊んで骨折

ギプスを巻かれた

女王様登場〜!

ヤンチャ娘、再入院

ようやく退院♪

 



ワニィと遊んで骨折!(2000年8月2日)

ワニィと遊ぶ
↑ これが噂のワニィ
ワニィというのは、人間が手にはめて遊ぶワニのおもちゃ。フクはこれが一番のお気に入り。

ある日の夕食後の幸せな団欒のひととき。いつものようにパワー全開で遊んでいて、ワニィに向かって元気の印の大ジャンプ! ところが着地に失敗してしまったのだ!

ものすごい悲鳴が、長く長く続いた。これは、いつもの甘えんぼではないぞっ、と人間たちも大慌て。しばらくして落ち着いたように見えたので、とりあえずその夜は様子を見ることに。それにしても、はずみってオソロシイ。

 

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骨折と判明、ギプスを巻かれた!(8月3日)

朝になっても様子がおかしいので、病院へ。やはり骨折していた。全治2ヶ月と診断される。手術して治す方法もあるが、骨のズレが少ないので、ギプスで治しましょうということに。

腰からギプスを巻かねばならず、当然、安静にしなければならない。このボンバー娘が安静! 2ヶ月も! 目の前真っ暗である。麻酔をしてギプスを巻くので、病院で1泊。

ギプス巻かれた!
巻きたての真っ白な包帯。ちょっと神妙な顔。
翌日、退院。ギプスぐるぐる巻きの姿は、なんとも哀れ。くれぐれも安静を言い渡される。骨折は右後ろ足、少々腫れているようだ。

家の中の少しの段差にも苦労している。ああ、やはりバリアフリーでないと・・・。いつもは椅子の上にも机の上にも軽々と飛び乗り、「お前はネコか!」と言われているこのフクが、わずか10cmの段差の前で考え込むとは・・・!

病院でカルシウム剤をもらった。何かに混ぜて与えねばと思っていたけど、そのままポリポリ食べたので一安心。

 

【気になるの・・・】

とにかく気になってしょうがない。なめたり、かじったり。無理もないけど、そのために後でエライことになるのだった・・・。

右後ろ足で耳の後ろをカキカキしようとして出来ず、そのままの姿勢で固まったまま、「できないの・・・」という顔で助けを求めるようにジッとこちらを見たのには爆笑!
気になるの・・・

 

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女王様登場〜!(8月7日)

女王様よっ 足の腫れの様子を見るため、再び病院へ。「ギプスがすべてですよ!」というのに、かじってしまうので、エリマキを巻かれてしまった!

犬猫のケガにはつきもののエリマキ。正式名称はさておき、通称エリザベス・カラーというらしい。そう、欧州の貴婦人の肖像画でよく見るアレ。

自分たちの不注意で大怪我をさせてしまったと後悔しきりのジジ・ババは、もう大甘。上げ膳据膳、下にも置かぬ扱いで、フクはまさに女王様〜!

 

【大苦戦!】

右の写真は、カキカキできず固まったところ。困惑の表情がオカシイ。ついでに少しでもかじろうとしているようだ。それをやるから巻かれたのに・・・。

エリマキの大きさの感覚がつかめず、ドアにつっかえて部屋に入れないなど、爆笑場面続出。笑ってる場合じゃないんだよね、ごめんよ、フク。
カキカキできない!

 

ごろ〜ん 【カキカキしてぇ〜。(だいぶ慣れた)】

初日は気になってしょうがないらしく、頭をぶんぶん振ってみたり、いろいろ試していたが、わりとすぐに慣れたようだ。

自分でカキカキできないので、人にやってもらう事を覚えた。ごろ〜んと横になって「はい、かいてぇ」。この横着女王様・・・。

 

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ヤンチャ娘、再入院(8月18日)

ギプスをかじってはずそうとするので、何度も巻き直しに病院へ通う。初めは「何度でも来て下さい」と言っていた先生だが、ついに「これではイカン」と思ったらしい。「2週間ほど入院させましょうか。ここにいたら過保護にしませんから」って!

動ける範囲はタタミ1畳分くらいって言われていたのに、可哀相だから、と家の中で自由にさせていたのもイケナイのだ。だからサークルに入れておけって言ったのにぃ。先生には「過保護」「甘えんぼ」を連発されている。うん、確かに・・・。

 

絶対安静、面会謝絶

入院中、おもちゃの差し入れなどを持って見舞いに行ったが、面会はダメ。「この子は甘えんぼだから、家の人が帰った後が大変なんです」って。そりゃそうだ。迎えにきたっと思って喜ぶだけ喜んどいて、おいていかれちゃねぇ。フクでなくっても暴れるな・・・。

 

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ようやく退院♪(9月1日)

再入院から2週間、骨折から1ヶ月。ようやくフク退院。

迎えに行くと、フクが奥から連れられて出てきた。ちゃんと4本足で歩いている! まだカラーをつけていた。ギプスは何日か前からはずしていたそうだ。カラーを取ってもらい、退院。よく我慢したね。

あと1ヶ月は安静に! 走るの駄目、散歩もだめ。庭に出す程度で、排泄がすんだらすぐに家に入れるようにって。「この子はヤンチャだから、ものすごくヤンチャだから」って繰り返し言われた。さすがボンバー。

家に帰ると、さっそく家中を確認して回った。歩くのは4本足でちゃんと歩いている。走り出すと3本足。走るなってば!

フク1歳。初めてのツライ経験でした。これからは、いかにフクを安静にさせるかという大きな課題が待っている。そりゃ不可能ってもんだよねぇ・・・。

(2000年9月上旬記述)

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